お話

非常に快く迎えてくれた。

そして、以前、懇親会と採用面接でお会いした先輩がいらっしゃるのも、何かの縁だと感じた。
新卒にして、いきなりどんどんアクションをとる自分を元気がいいと感じてくれているようであった。
まぁ、入社してからは「たっぷり鍛えてあげる」と言われたが・・・。笑

やはり、立ち上がったばかりということもあり、試行錯誤の連続のようであった。
私が、入社してないため、業務的な知識に疎いところもあり、つっこんだ質問ができなかったことが悔やまれる。

一番印象的だったのは、日本のようにブランド力も通用せず、苦労が多いことはわかるが、
それでも、新しいことにチャレンジしているためか、充実感のあふれる表情をみなさん浮かべていらっしゃったことだった。

市場に関することで聞いたことは以下のような点である
・日本では、品質や稼働時間に関する説明を理解してくれるが、中国では価格を重視する声が多く、製品の良さをなかなか理解してもらえない。
・日本では、うちがトップブランドだが、上海では後発にあたる。シェアを巻き返す戦略を練らなければならない。しかし、その戦略策定がなかなか難しい。
・やはり、中国特有の「払わないのがいい経理」という文化はあるらしい。売掛金回収は問題として他社と同様にうちも保持している。
・ターゲットを絞りきることができない。現状の上海市場は急激な成長過程にあり、カタログを送付することにおいても、我が社のクライアントになりそうなお客様を絞りきることができず、低品質の商品を生産するメーカーと、高付加価値の生産をするメーカーとの区別がつかない。
・上海圏内のみで、日本と同等規模の市場があるとにらんでいる。とりあえずはここでのシェア確率が大切。
・配送は一応、中国全土を網羅している。が、郵便局に頼らざるを得ない部分もあるので、安定・安全・確実な配送とはいいきれない。上海においては、佐川急便ががんばっているそうなので、そこに期待している部分がある。

などである。

あ、もちろん、観光などの関係ない話もしてたり、新卒の私に対するアドバイスもいただけたが、ここでは割愛する。