ホーチミンで

一夜あけて、早朝の7時頃だっただろうか。
喧噪の街、ホーチミンへ帰ってきた。

今晩の便で、タイを経由してイギリスへ旅立つことになっている。
そのため、結果的にホーチミンには一度も泊まることは無い。

駅を一歩出ると、あのかけ声。
「タクシー?タクシー?」
バイク、車、関係ない。
あぁーー。戻ってきたんだなぁ。
この騒々しさがないと、ホーチミンに帰ってきた気がしない。

一人のバイタクの運ちゃんがあまりにしつこいので、
気乗りはしないが、ニャンソンナット空港までいくらか交渉することに。
結果的に、4万ドンあたりで落ち着いてきた。
バックパックを担いでいるが、運ちゃんはそんなんを全く気にすること無い。
私の足の間に、バックパックをうまくおけるようになっているのだそうだ。
見てみると、確かに、そういう使用になっていた。
バイク一つとっても、地域によって用途は違うものなんだな。
相変わらずのノーヘルに二人乗りで、空港へ向かう。

それにしても、本当にこのホーチミンのバイクの多さには、毎度圧倒される。
みたことあるか!?
3車線のうち、2車線を大量のバイクが占領し、
車は1車線しか走れないんだぞ!?

空港には小さな、サービスカウンターがあり、そこで荷物を預かってくれる。
一日3ドルだそうだ。
8時頃、荷物を預けた私は、ホーチミン市内観光へ出向くことにした。