空港で迷う・・・。

イギリスには航空会社がたくさんある。
ブリティッシュなんたらって会社はたくさんあるのだ。
ちなみに、ターミナルは4つもある・・・。
なので、ターミナル1/2/3の駅と、4の駅があるのだ。

そこでやってしまった。勘違い。
スターアライアンス系列の、航空会社はブリティッシュミッドランドなのに、
ブリティッシュエアウェイと勘違い。
はじめに乗り付けた、ターミナル1じゃない!
と、出口で勘違いし、あわてて無料の列車に乗り込む。
時間を見ると、まだ2時間ある・・・。
と、思ってターミナル4に出て、BAのおねーさんに航空券を見せると、
「これは、ターミナル1だ!BMIは違うよ。」
「えっ!?」
がーん。
間に合うのか?
あわてて駅に戻ると、あと15分列車がこないときた。
・・・。初の乗り遅れか!?
列車から降りたとき、すでに、フライト一時間半前だった。

あせって、ターミナル1へ急ぐ。
え?走っちゃだめって?ソーリー!・・・。
駅の人に謝る。
良かった。まだ受付は開いていた。
どうやら、残り40分を切ると、搭乗できないようだった。

さぁっ荷物を預けよう!
「You have to go to Out of the Bagage」
はぁ?
その後ろのベルトコンベアで運んでくれないの??
なんだかわからんが・・・。
とりあえず、言われた方向に行くが何も見つからん。
戻って聞くと、おなじ方向を指す。
その方向に向かってまっすぐ行くと、銃をかまえたおじさんがいて・・・
「Sir? Where are you going?」
「Where is the Out of the Bagage」
と、聞くと、指さし教えてくれた。
かなり入り組んだところにそれは有り・・・。
こんなとこにつくんなよぅ!!全然わからんし。

イギリスの出国審査はかなりイージーだった。
荷物は厳しくチェックだっけけど。
何より驚いたのが、空港の機能だった。

普通、航空券には搭乗口が記載されているが、この空港では記載されない。
中央に全員が集まるホールがあって、そこには免税店も食事するとこもそろっている。
そこには、電光掲示板があって・・・。
なんと、出発の3〜40分前に搭乗口が照らし出されるのだ。
さすが、世界でも有数の混み合いを見せる、ヒースロー空港
これにはちょっぴり驚いた。

BMIの機体は、中央に通路が一本だけの小さい機体だった。
勢いよく、飛行機は飛び立つ。2時間ほどの短いフライトである。
あっという間に雲の上に飛び立った飛行機からの眺めは、非常に美しい雲海が広がっていた。

しばらくして、わたしは眠りこけていた。
機内サービス(といっても飲み物ぐらいだが)もろくに受けられず、あわただしくパリのシャルルドゴールに降り立った。
とりあえず、空港で手持ちのトラベラーズチェック、100ユーロを換えた。