ルーブル美術館へ

ロダンを出立し、一路、世界的に有名なルーブル美術館
到着がもう3時ごろだったので、そこまで鑑賞する時間は無かった。

羽と首のない天使。
モナリザ、ビーナスを急いで鑑賞する。
ナポレオンの巨大な絵など、本当にほれぼれとする絵が多い。
モナリザは意外にとても小さく、先頭で携帯電話で撮影しているのは日本人とすぐわかる。
観光客が多すぎて、興ざめしてしまうほどだった。
個人的に、とても気に入った絵としては、
ドミニク・アングルの「グランド・オダリスク」がある。
新古典主義で、ハーレムの女性を描いた官能的な裸婦の絵である。
その美しさ。そして、芸術的な描写にほれぼれとした。
スケッチブックと筆ペンを持っていたので、ラフスケッチを試みてみる。
美大生気分。
我ながら、なかなか、それっぽくかけたのではないかと感じたが、やはり技術は劣る。
書いてみて、画家のすごさというのは改めて感じることができた。
タッチ、構成、観察・洞察力。
何より、このすばらしい芸術品にいつでも触れることのできるパリがうらやましい。笑

ルーブルが16:45分で閉館だったので、退出。
中央のロビーで一休み。
そうすると、おもむろに日本人の男の子が横に座った。
彼も一人旅のようだった。
話かけると、彼もわたしと同じように急いでルーブルを回ったそうだ。
時間もちょうど夕飯時。
昨日のビストロの話をしていると、一緒に食べにいかないか?という話になった。
確かに、ビストロは一人で行くのは寂しい。
食事は一人より、二人のほうが楽しい。
どこで食べるか、話をしていると彼が、1件おすすめの店を知っているようだった。
そこはシャンゼリゼ通りに面しているという。
二人でそこで夕食をとることにした。