エッフェル塔へ

彼が教えてくれた駅に向かう。
しばらくすると、エッフェル塔が一望できる夜景が広がっていた。
超きれい。すごい。
みんな写真取りまくり。俺も取った。
あんまり、形容できる言葉が見あたらない。
パリのシンボルである。
もっと近づこうと思い、エッフェル塔まで歩いていくと・・・。
急にトイレに行きたくなる。
(・・・牡蠣か!?)
一瞬、いやな思いがよぎる。
しかし、看板を見ると、トイレの文字が。
ということでエッフェル塔はさておき、とりあえずトイレへ・・・。
て公衆トイレに着くが。
”?”
ドアは鍵が着いてしまっている。
そうなのである。
パリのトイレもお金がかかる。
それも0.40ユーロというとても中途半端な数字。
しかも、わたしはそのとき、大きなユーロでしかコインを持ち合わせておらず・・・。
そして、大きなコインは受け付けないときた・・・。
・・・・ふざけんなぁ!
とりあえず、歩く。
そうすると小さな店らしきところを発見し、急いで水を買い、小銭を作りあわてて戻る。
コインを入れると、プシューと音が鳴り、ドアが開いた!!
教訓:ユーロの小銭は財布に残しておけ!
エッフェル塔での思い出深い出来事。
エッフェル塔に近づくと、急に大きな騒ぎに遭遇。
下で物売りしていた黒人が、ポリスに捕まえられ、締め上げられていた。
しかも目の前で・・・。
多分、スリの現行犯だと思う。
みなさん。エッフェル塔の下の物売りには気をつけましょう。
エッフェル塔は結局上らなかった。
凱旋門からの眺めのみで、今日は十分堪能したと思った。