ドイツでの朝

私は7時頃目が覚めた。
昨日は良く眠ることができなかったような気がする。
部屋のメンバーのかなり多くがロビーで飲んでいたようだった。
部屋に出入りする物音や、夜中のいびきなどで、私は何度か夜中に起きたのであった。

朝食は付いているのだが、食べる時間が決まっているようだった。
7時〜9時だったように思う。
私が食堂に降りた時間が7:30
思った以上に人であふれていた。うちの部屋のメンバーがお寝坊さんなんだろう。

食事はバイキング形式だった。
パンにハムにチーズ、そしてコーンフレークなどのシリアル類
コーヒーに水、オレンジジュース
あるメニューもそれぐらいなのだが。

思った以上に日本人がたくさんいた。
フランクフルトで発見できるユースホステルがここぐらいだからだろう。
今までで一番、多くの人が集まってきているような気がする。

私は適当に席をとったが、斜め向かいに日本人の男が座っていた。
「こんにちは」
日本語で挨拶すると顔がほころんだ。
いっつも、こんな感じである。

名前を川畑君といって、昨日着いたそうだ。
今日は、フランクフルトの観光をするといっていた。
(見るとこあるかなぁ・・・)
あんまり無いような気はするが。

私はドイツビールを体感したかった。
ドイツでは各地に地ビールがあるらしい。
本当に美味いと聞いていたので試さずにはいられないと思っていた。
彼を食事に誘うことにした。
一人でビアホールとかいっても楽しくないし。

彼は快諾し、18:00に宿舎で待ち合わせることにした。
私は食堂を後にする。