ディナーへ

起床し、しばらくPCをさわった後、約束の時間である。
ホテルの前で待ち合わせになっているが、来ない。
「時間にもルーズなのね・・・」
もう、さすがに慣れた。
15分ほど遅れて彼女が到着。
また、おなじ、海辺のレストランに行った。

ニャチャンの夜は、意外と寒かった。
海辺であるためだろうか。
夜はオープンレストランである、そこのホテルでは半袖では寒い。
そういえば、みんな1枚、2枚、上に羽織っているではないか。

(失敗したなぁ・・・)

まぁしょうがないので、めげずに食事を取り、
ビールを飲む。
おもしろいのが、お互いもっとはなせればよいのだが、
私のほうがまだ、多少英語ができるレベルで・・・。
お互い何かいいたくてもしどろもどろでなんともならん。
それでも、彼女は外国の友達ができたことを非常に喜んでいるようだった。

飯が終わって、もちろん僕が全額支払う。
当たり前のような顔をして、彼女はそれを見ていた。
一応、センキューとは言っていたが。
でも、昼間の私の顔がショックだったのか、多少気を使っているようではあった。
しかし、ベトナムでは、相手に揚げ足を取られるようなことは言わない傾向にあるのだろう。

食事を取った後、彼女は家に帰った。
高校生は寝る時間である。

さまざまな経験ができ、その国の文化を知ることができた私は、
深い充実感とともに、早い眠りについた。

明日は、念願のダイビングが待っている。
早起きしなけりゃならないからな。