レストランに

昼食は予約していたレストランへ向かう。
お客はいっぱいではなかったが、不思議なレストランだった。
なんと、こっちの孤児を再教育して働かせているという。
メニューにこの試みに賛同してくれる寄付者を捜しているという要旨が書いてあった。
オーナーは日本人らしい。
やはり、この国の雇用問題は深刻なのだろう。
人は働かなければ充実した暮らしをえることはできない。
失業率の高い国は得てして治安が悪くなる。
パワーをどこに向かわせてよいか。わからなくなるからであろう。
ちなみに、味は大変良かった。
きゅうりをにんにくで炒めたものがでてきて、非常に食欲をそそる。
ご飯をおかわりしてしまった。
ベトナムにきてからというもの、あまり良い食事に巡り会うことは少なかったので、
そこでの食事は非常に満足行くものだった。

予約をしてくれた兄ちゃんは非常に愛想が良かった。
感謝の意をつげ、外へ出る。
出口では彼が手を振って出迎えてくれた。