やっとのことでユースをみつける。 ぐるぐる回ったあげく、実は通り過ぎていたらしい。 あまりに周辺の雰囲気と一体化してわからなかったのだ。 こんなところにもイギリスらしさを感じさせられる。一晩ベッドはあいているか?と聞くと、 もちろんと非常にテ…
地下鉄が、あまりに普通で驚いた。 静かで、みんな淡々と乗っておりて、 窓から見える町並みは整然としており、雑多なうるささなど感じられない。"そうか。先進国にやってきたんだ。"こんな日々のさりげないことに気がつくのも、アジア3ヶ国を廻ってきたか…
タイでのトランジットを含め、計14時間の飛行。 やっとこさ、UKに到着した。といっても、時差の関係で朝6時という超早い時間に到着したのだが。ヒースロー空港のEXITをでると、すぐに標識が見つかる。 イギリスは空港が非常に使いやすいのは知って…
イギリスのヒースロー空港に降り立つ。イミグレーションの窓口まで歩きながら、圧巻だったのは、その広告の多さだった。 空港の通路には、HSBCの文字。 動く歩道には至るところに広告が敷き詰められている。さすが、世界一(?)物価が高い国。 アジアと…
タイでのトランジットを絡め、ロンドンへ向かう。 12時間のフライトは、結局ほとんど熟睡に使い、あんまり記憶が無いのだが。笑 いっつも、飛行機に乗ると、ワインを頼むことにしている。 さっさと酔っぱらって寝ちゃった方がいいし、 多少お酒をいれて、…
空港について、荷物を預けていたサービスカウンターに取りに行く・・・。 が、いない。 スタッフがいない。 はぁーーーだから、ベトナムは。 いっつもこう。当たり前の常識が通用しない国、ベトナム。しばらくして、トランシーバーを持っている人を発見。 身…
カフェを出ると、そろそろ空港へ向かう時間になりつつあった。 最後に一つ・・・。 ということで、よく日本人観光客が向かう船上レストランへ連れて行ってくれる。 もちろん、ただ眺めただけだが。 そのあたりには高級ホテルがひしめいている。 「日本人はよ…
「どこへ行きたい?」 と、彼は聞く。 でも、わたしにとってホーチミンで行きたいところ・・・。 というのはあんまりプランが無い。 「あなたに任せるよ。おもしろそうなところへ連れて行って。」 彼が連れて行ったところはこんな感じ ・アーミーショップ、…
昼食は予約していたレストランへ向かう。 お客はいっぱいではなかったが、不思議なレストランだった。 なんと、こっちの孤児を再教育して働かせているという。 メニューにこの試みに賛同してくれる寄付者を捜しているという要旨が書いてあった。 オーナーは…
連れて行かれたのは、タオズムの教会だった。 はじめはタオズム、タオズムと言われて皆目検討がつかなかったが、 やたらと、中国風の戯画された像がある。 それとなく、見てるときょんしーにでてきた道師に似ている・・・。 あ、道教だ・・・。 多分、そうだ…
戦争博物館を出た私は、昼食のポイントを探す。 ガイドブックに美味そうなレストランを発見。 目星をつけることに。どうやら、ここからたいした距離ではないらしい。 さっきからつきまとってきたバイタクの運ちゃんに交渉し、 4000ドンで交渉を着ける。…
ベトナム戦争博物館は大統領官邸から歩いていける距離にある。現在大改築中のようで、大きな建物の中には入ることはできなかった。 外にプレハブのような建物がいくつか建ててあり、それが臨時展示場の役割を担っている。一歩はいると、戦車や航空機が飾って…
はじめに向かったのは、ホーチミンの旧大統領官邸、通称統一会堂という。フランスからの独立戦争の際、ここに戦車が入場し、フランスは降伏。 無血解放がなしとげられたのだった。 まぁ、しかしベトナム語もわからず、英語もリーディングはもう一つな私にと…
一夜あけて、早朝の7時頃だっただろうか。 喧噪の街、ホーチミンへ帰ってきた。今晩の便で、タイを経由してイギリスへ旅立つことになっている。 そのため、結果的にホーチミンには一度も泊まることは無い。駅を一歩出ると、あのかけ声。 「タクシー?タクシ…
オクトパスダイビングを後にした私は、帰り支度を整えることにした。ホテルのスタッフが本当にいい人で、 本当なら11時にチェックアウトしなけりゃいけないのだが、 半日の料金で17:30チェックアウトでOKだと言ってくれたのである。ゆっくりシャワ…
オクトパスダイビングには、ひとりだけ日本人スタッフがいる。 名前をゆりこさんというのだそうだ。 彼女はもっとレベルの高いクラスのインストラクターをしていたので、 私はなかなか話す機会が無かったのだが、 帰り道になってやっと話す機会がもてた。彼…
2回のダイビングを終えた私はシュノーケリングに興じる。一人でぷかぷか浮かびながら、魚を探すのもおもしろい。 しかし、やはり、シュノーケルではそこまで魚をたくさん見つけることはできない。 やっぱり、ダイビングで良かったな。 しみじみそんなことを…
そこは、幻想的な世界だった。 皆、テレビでその風景を見たことがあるだろう。 しかし、海で潜り、感じるのは全く違うものであった。その多彩な色彩、形容、何を見ても新しい。 母なる海はかように多彩な生き物を使わしたもうか。 人という生き物はちっぽけ…
ニャチャンに着てどうしてもやりたかったことが、ダイビングである。世界一周のHPだったと思うのだが、ニャチャンでのダイビングの経験がアップされていた。 ニャチャンに着たときから、それだけは絶対にしようと、なぜか心に決めていた。つい1ヶ月前、家…
ニャチャンの朝日は美しいという。前日、あまりの疲れで22:00に就寝してしまった私は、朝の寒さで午前5時半頃、目が覚めた。 二度寝しようとも思ったが、早起きは三文の得という。 私は一念発起し、早起きして朝日を見に行くことにした。驚いたことに…
起床し、しばらくPCをさわった後、約束の時間である。 ホテルの前で待ち合わせになっているが、来ない。 「時間にもルーズなのね・・・」 もう、さすがに慣れた。 15分ほど遅れて彼女が到着。 また、おなじ、海辺のレストランに行った。ニャチャンの夜は…
やっと一人に戻ることができた私は、 気ままなドライブへ繰り出した。道は海沿い。 ひたすらまっすぐ進む。途中、山越えの道を発見し、 一つの山を越えることを目指す。 山といっても小高い丘程度で、日本の地形には遠く及ばない。街を離れると本当に普段み…
そろそろ、うっとおしくなってきた。 もちろん、また金をいつ要求されるかとおもうと、 気が気でない。 むしろ、一人できままにドライブしたほうがいいような気がしてきた。そろそろ一人でいろいろいこうと思うから、 ここで一端、お別れしようというと、彼…
彼女は私が払うというと怪訝そうな顔をしていたが、これが日本の流儀だと答えた。 飯ぐらいは男がおごるもんだって。そうなると、彼女は急にこんな話しをきりだした。 「学校にいくには何かとお金がかかる。 もし、あなたが助けてくれるならいくらかお金がほ…
昼飯をともに食べに行く。 まさか、ベトナムの女子高生(笑)と飯を食いにいくとは思わなかったので、 ちょっとおもしろい。ベトナムではやりのレストランはどこにあるんだろうとふと考えた。 「何か食べたいものはあるか?」 そう、聞かれたが、特に思いつ…
彼女の家は5階建てだった。父は米国に単身赴任しており、母と祖母とおじと暮らしているようだった。俗に言う、越僑と言われる人たちだ。 ベトナム戦争時に南にすんでおり、ベトナムを脱出した。 長い間、ベトナムに帰ることは許されなかったのだが、現在、…
海辺を走っているとき、私は急に右にハンドルを切る。 もっと海に近づきたかった。バイクで入れるぎりぎりのとこまで行く。 そこから見える景色は、波と島と山。 ここまできて、故郷、神戸のような景色がみれるとは思っていなかった。 思わず、泣きそうにな…